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色々ネタ置き場(主にRKRN)。 主に二次創作・夢小説系。ごく稀にオリジナルもあるかもしれない。。。
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変姿の天才vs天女様。

何かもうその時点で天女様勝つ見込みがないって言うか。

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「あー、もうすぐ学園だわねーさぶろーや」
「そうっすねー、沙衣先輩」
 真っ直ぐな焦げ茶の髪を揺らしながら、くノたま六年の霧壺沙衣は軽くステップをつけながら歩く。その隣を五年ろ組の鉢屋三郎が、いつものように同じ組の不破雷蔵の顔で歩いている。
 二人は学園長のお使いの帰りで、数日学園を空けていた。沙衣の右手には風呂敷包み。友人や後輩へのお土産が入っている。
「皆喜んでくれるかな~」
「そーですねー。先輩が笑顔で凄めば皆笑顔で喜んでくれますよ」
「む。三郎よ。そんなこと言うとその顔剥いで素顔を公衆に晒してやる」
「やれるもんならやってみてください」
「ふふーん。私の実技の成績はくノたま一よ?」
「知ってます。だから三十六計逃げるに如かず」
 だっ、と走り出した三郎に沙衣は呆気にとられたように背中を見送る…わけもなく。待ちやがれー! と追い駆けた。
 きゃあきゃあと楽しく騒ぎながら学園の門を潜る。そうして二人は「あれ?」と首を傾げた。

 サイドワインダーと名高い、事務の小松田さんが門にいないのだ。入出門表が寂しげに簡素な木の椅子に置かれている。


それはとても些細なことだったのです。




「小松田さん、御不浄かしら」
「ですかね?」
 入門表に“霧壺沙衣”“鉢屋三郎”と記入して二人は報告のために学園長の庵へと足を運んだのだった。




始めてしまった。
霧壺さんと鉢屋君で傍.観。
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