タカ綾も。

考える。整理整理。

転生。

タカ綾は水樹さんの“Silent Bible”的イメージで。

[0回]

幼い頃から一緒。

これとこれから。

隆丸が小五くらいに大川市に引っ越し。お別れ。
手紙とかのやり取りはある。


隆丸、中等部に入学の際（自宅通学）に六年組と再会。

二年後に喜八瑠が入学。

「たかまるさんっ！！」
「わー、喜八瑠ちゃん久しぶり～。可愛くなったねー。元気だったぁ？　変な虫は付いてないよね」
「虫、ですか？　ついてますか？」

「……最後の一言にすさまじい気迫が」（六年組の誰か）


その一年後に隆丸、父親と共に海外に。フランスとか？　ぱりこれ？　あちらのモードとか技術とかそんなののおべんきょ。実地で。

その間、エアメールとかPCメールとか、電話とか。

二年後。

喜八瑠、高一。
高等部入学式で再会。

「いつ帰ってきたんですか？」
「二、三日前？」
「連絡してくれれば、迎えに行きました」


「……あれで付き合ってないらしい」
「……何…、だと……？」


四月。
喜八瑠による、次屋討伐戦。
“私が彼を嫌いな理由。”

六月。
藤内が嫌いで体調不良な季節。
“ハッピーエンドをつかみとれ！”

七月。
外部受験の子が何かちょっかいかけてくる。
「斉藤君と綾部さんは付き合ってるの？」
「…いいえ？」
「じゃあ、斉藤君狙っても良いよねぇ」
「……」

……何か、イライラする。ムカつく。

まるで次屋が藤内にまとわりついている時見たいな。

何かそれ以上にもやもやする。

いなくなっちゃうのは、嫌。


「取らないで」
「喜八瑠ちゃん？」
「隆丸さんは私のです」
「喜八瑠ちゃんも僕のだよー？　ちっちゃい頃からどれだけ周りを牽制しまくったか」

「な、何よ結局出来てんじゃない！！」


「……憐れ、当て馬」
「……隆丸さん、確実に分かっててやってたよね」


みたいな。

みたいな！

……書きたいな、って。
書けるかな……って。