うちの喜八郎は藤内依存症となっております。
でもnot綾浦だと思ってる。
こう、何てか、猫可愛がり？
子どもがお母さん取るなよなみたいな威嚇？
そんな感じ。
ブラコンでもいいか。

not恋愛感情。

[0回]

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　彼は僕の光。
　暗い暗い中、手に入れた光。
　暖かくて優しい、光。

　ずっと陽だまりにいてほしいんだ。
　いつも笑っていてほしいんだ。

　君の笑う顔が好き。名前を呼んでくれる声が好き。
　僕を見てくれる瞳が好き。癖っ毛だけどサラサラの黒髪が好き。
　ふにふにとしたまだ血の味を知らない白い手が好き。
　ぎゅっと抱き込める小柄な体が好き。

　大好きだよ。
　ずっとずっと大好き。

　僕の一番の宝物。
　大切な、僕の、光。

　ねえ、藤内。
　僕は君が大好き。

　ねえ、藤内。
　君は僕が好き？

「……俺のことがどれだけ好きかわかりましたから、先輩。離れてください」
「ええええええええええええええええ……藤内から離れたらまたターコちゃんたち掘るよ」
「……止めてください。綾部先輩の保護者、平先輩でしょ。何で俺が食満先輩に叱られるんですか」
「私は藤内が保護者のが良い。滝はお小言五月蠅いんだよ」
「ていうか何で一人称変わってるんですか」
「うん？　気分。ねえ藤内」
「なんですか」
「私のことは好き？」
「……好きですよ。綾部先輩が離れてくれたら」
「藤内暖かい」
「先輩のが年上なのに年下みたいですよ」
「うん。大丈夫。いざとなったら守るよ。だから私に構って。あの無自覚迷子野郎は捨て置いて」

「藤内いいいい手伝ってええええええ！！！！」

「いや無理です。数馬が先輩の蛸壺落っこちて戦力外になってるので人手が足りません」
「………………殺せば問題ないよね？」
「問題大有りです」